【はじめに】
そんな状況で、先輩から「ごめんね!〇〇お願いできる?」と言われたことはありませんか?
頭の中では、「このあと自分の仕事もたくさん残っている」と分かっている。
それなのに、「大丈夫ですよ!すぐ行きます!」と反射的に答えてしまう…
「まだやること残ってるけど…後でやろう!」と、自分のことは後回しに。
本当は、まだ仕事が多く残っていることを相手に伝えるべき場面ですよね。
でもそれが出来ませんでした…。
少しでも病棟の役に立ちたいという気持ちも強かったというのも要因の一つです。
この記事では、新人看護師が頼まれると無理をしてしまう理由について、私の経験も交えながらお話しします。

新人看護師が断れないのはよくあること?
新人看護師はまだ不慣れなことが多く、職場での立場が弱いと感じがちです。
先輩の忙しさも見えているし、病棟全体の状況も気になりますよね。
だから、「今は無理です」となかなか言えないと思います…。
断れないのは性格が弱いからではありません。
もちろん、新人であってもはっきりと断れる人もいますが、かなり少数派ではないでしょうか。
その職場においての「新人」という立場がそうさせている部分も大きいのだと思います。
私も「大丈夫です」と言って抱え込んでいました
新人の頃、私はよく病棟全体の仕事を優先していました。
自分の記録はまだ終わっていないし点滴の確認も残っている。
それでも、
「〇〇お願いできる?」と言われると、反射で「分かりました!」と答えていました。
本当は大丈夫ではありません。結果として、自分の仕事はどんどん後回しになります。
あの頃の私は、自分の仕事よりも病棟全体を優先しなければいけないと思い込んでいました。
新人看護師が断れない3つの理由
断ったら嫌われる気がするから
新人は先輩との関係に敏感になりがちです。
少しでも嫌われたくない。迷惑だと思われたくない。
だから頼まれると断れません。
「嫌われるくらいなら自分が頑張ろう。」
そう考えてしまう方は多いのではないでしょうか?
新人なのに断るのは失礼だと思っているから
新人だからこそ、「頼まれたことを断ったらどう思われるか不安…」と思ってしまいますよね。
でも実際には、業務量を共有することも大切なことです。
新人だから何でも引き受けなければいけないわけではありません。
職場全体を優先してしまうから
ここが私自身、一番大きかった部分です。
自分の仕事が残っていても、「職場全体の仕事を終わらせた方がいい!」と思っていました。
でも今なら分かります。
自分の記録。自分の確認。自分の報告。
それも職場全体を支える大切な仕事だったのです。
断れないのは弱さではなく責任感です
断れない人は、責任感があります。
そんな気持ちが強いからこそ、自分を後回しにしてしまいます。
だから私は、「断れない自分はダメだ。」とは思わないでほしいのです。
あなたは周りのことを考えられる人です。
ただ、その優しさが自分自身を苦しめているだけなのかもしれません。
「断る」のではなく「今の状況を伝える」
新人にとって、「できません。」「今は無理です。」と言うのはとても難しいことです。
だから私は、「断る」ではなく「今の状況を伝える」という考え方をおすすめします。
例えば、
こう伝えることは拒否ではありません。
優先順位の相談です。
新人に求められているのは完璧な対応ではなく、安全な判断です。

それでも断れない職場なら環境の問題もあります
そんな職場では誰でも苦しくなります。
恐らく、他のスタッフも嫌な気持ちで働いているでしょう。
もし今の職場で、「何も断れない。」「毎日抱え込んでしまう。」という状態なら、環境の影響も考えてみてください。
まとめ
新人看護師が断れないのは、性格が気弱だからではありません。
だから無理をしてしまいます。
でも、自分の仕事も病棟全体を支える大切な仕事です。
あなたが嫌な思いをしてまで引き受ける必要はありません。
どうか自分を後回しにしすぎないでください。
FAQ
Q. 新人看護師が先輩の頼みを断れないのは普通ですか?
なかなか断りにくいと感じますよね…。
新人の頃は先輩との関係を気にするため、頼まれたことを断るのが難しくなります。
私自身も「断ったら迷惑をかける」と思い、何でも引き受けていました。
まずは「そう感じているのは自分だけではない」ことを覚えておいてください。
Q. 断ると嫌われそうで怖いです
その気持ちはよく分かります。
忙しそうな先輩を見ると断りづらいですよね。
ただ、業務量を共有することは悪いことではありません。
「今〇〇が残っています。」と状況を伝えることも大切なコミュニケーションです。
Q. 頼まれた仕事を引き受けすぎて自分だけ終わりません
私も同じ経験をしていました。
病棟全体を優先するあまり、自分の仕事を後回しにしていました。
でも、自分の記録や確認も病棟全体を支える仕事です。
自分の仕事を軽く見ないことも大切です。
Q. 断れない自分は看護師に向いていませんか?
そんなことはありません!
断れない人は責任感が強く、周囲をよく見ている人です。
ただ、その優しさが自分自身を苦しめている場合があります。
向いていないのではなく、自分を後回しにしすぎているだけかもしれません。
Q. どうすれば少しずつ伝えられるようになりますか?
最初から断ろうとしなくて大丈夫です。
「今〇〇が残っています。」「この後でも大丈夫ですか?」と現状を伝えることから始めてみてください。
少しずつ自分の状況を共有できるようになるだけでも、大きな変化になります。
最後の一言
「自分一人で抱えることでうまく業務が回るなら、それでもいいかな。」と思っていました。
でも今なら分かりますが、看護師はチームで動く方が効率が良い時も多々あります。
正直に言うと、今でも誰かを頼るのは私は少し苦手です。頼られるのは嬉しいですけどね。
でも新卒の頃ほど「断れない…」と感じて一人で抱え込むことは減ったと思います。
もし今のあなたが同じように抱え込んでいるなら、どうか自分を後回しにしすぎないでください。
仕事は、「持ちつ持たれつ」です。しんどい時はこの言葉を思い出してみてくださいね。
この記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。



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