新人看護師が『自分だけ仕事が終わらない』と感じる理由|毎日残ってしまうあなたへ

仕事の悩み

【はじめに】

  • 「また私だけ仕事終わっていない…」
  • 「早く終わらせて私も帰りたい…」
  • 焦れば焦るほど何を書こうか頭が回らなくなり、キーボードを打つ手が止まる

勤務終了時間が近づくと、先輩たちは記録を終えて帰る準備を始めている。

同期も「お疲れさまでした」と帰っていく。

新人看護師の頃、私は何度もこの苦しさを味わいました。

みんなが普通にできていることが、自分だけできないように感じる。

  • 「なんでみんなそんなに早く終わるの?何が違うんだろう…」
  • 「記録が遅いとか思われるのも嫌だなあ…」
  • 「もしかして私、この仕事向いてない…?」

そんなふうに思うことはしょっちゅうでした…。

でも今振り返ると、仕事が終わらないことと、看護師としての価値はまったく別の話でした。

この記事では、新人看護師が「自分だけ仕事が終わらない」と感じてしまう理由と、
その苦しさとの向き合い方についてお話しします。

みんなが帰る中で、自分だけ終わらないのがつらかった

新人看護師の頃、本当につらかったのは残業そのものではありませんでした。

みんなが帰っていく中で、自分だけ取り残されることでした。

勤務終了時間になると、先輩たちは記録を終え、帰る準備を始めます。

同期も荷物をまとめて帰っていく。

でも私はまだパソコンの前に座っていました。

  • 記録が終わらない
  • 処置の振り返りも済ましたい
  • 仕事のことで確認したいことも残っている

焦りながらキーボードを打っていると、「まだ終わってないの?」先輩から言われたことがあります。

今思えば、ただの確認だったのかもしれません。

でも当時の私は、「まだそんなことも終わらないの?」と言われたような気がしてしまいました。

「嫌味を言われた⁉」「何で⁉」「私だって早く終わらせたいと思ってるのに‼」

あれこれ考えてしまい、さらに頭が回らなくなり、手が止まる時間が増えていました…。

仕事が終わらない苦しさは、仕事量だけではありません。

  • 周りと比べてしまうこと
  • 自分だけが遅れているように感じること

その苦しさが新人看護師を追い詰めていくのだと思います。

新人看護師が仕事を終えられないのには理由があります

一つひとつ考えながら仕事をしているから

先輩は経験があるので、今やるべきことの優先順位も分かっています。

患者さんの状態を見て、何を先にするべきか判断できます。

でも新人のときは違いますよね。

報告、連絡、相談、確認etc…

すべてに時間がかかります。

それは看護師として能力が低いからではありません。経験が少ないからです。

先輩が無意識でできることを、新人は一つひとつ考えながら行っています。

時間がかかるのは当然なのです。

確認や相談が必要だから

新人は分からないことを確認しながら仕事を進めます。

  • 内服している薬の詳細について
  • 処置の内容や手順について
  • 報告する内容について
  • 患者さんのその日の状態変化について

最初の頃はいろいろと調べる時間があるからこそ仕事に追われがちですよね。

確認することはたくさんあります。

ですがその時間は決して無駄ではありません。

患者さんを守るために必要な時間です。

ミスをしないように慎重になっているから

真面目で几帳面な人ほど仕事が遅くなることがあります。(私の事です)

  • 「間違えたくない!完璧にこなしたい!」
  • 「そもそも怒られるのが嫌だから」
  • 「何より患者さんに迷惑を掛けたくないから」

そんなふうに思うからです。

記録も何度も見直す。報告内容も考え直す。確認も繰り返す。

結果として時間が足りなくなります。

でもそれは責任感があるからこその行動だと思います。何も悪いことではありません。

実は「仕事が遅い」のではなく「優先順位が分からない」ことも多い

「何を先にするべきか分からない」ことが原因の場合も少なくありません。

  • 受け持ち患者さんからのナースコールが鳴る
  • 記録も残っている
  • 先輩への報告も必要
  • 他の患者さんの処置もしなければいけない

いわゆる多重課題ですね。

そうなると混乱するし時間が足りなくなるんですよね…。

仕事が終わらない新人の多くは、能力が低いのではなく、優先順位を判断する経験が足りないだけなのです。

⇩⇩良ければこちらも読んでみてください⇩⇩

新人看護師が『優先順位が分からない』と感じる理由|何から手をつければいいか分からないあなたへ

環境によっては誰でも仕事が終わらなくなります

仕事が終わらないのは、その人だけの問題だけではない場合もあります。

例えば、

  • 慢性的な人員不足
  • 相談しやすいと思える人が極端に少ない
  • フォローが不十分
  • 新人を放置することが常態化している職場

こうした職場では、誰でも仕事が終わらなくなります。

新人が悪いのではありません。環境に問題がある場合もあります。

もし毎日極端な残業が続いているなら、あたなが今働いている職場環境にも目を向けてみてください。

まとめ

新人看護師が仕事を終えられないのは、看護師としての能力がないからではありません。

  • まだ十分な経験が足りていないだけ
  • 優先順位の付け方を覚えている最中
  • 確認する項目が多く、圧倒されている
  • 責任感が強い性格

さまざまな理由があります。

そして何より、仕事が終わらないことと、看護師としての価値は別です。

みんなが帰る中で一人残りながら「自分だけダメなんだ」と思い、焦る必要はありません。

FAQ

Q. 新人看護師は毎日残業するものですか?

新人の頃は残業が増える人も少なくありません。

覚えることが多く、確認にも時間がかかるためです。

ただし、毎日何時間も残業している場合は、個人の問題だけでなく職場の教育体制や人員配置の問題も考えられます。

Q. 自分だけ仕事が終わらないのは能力不足ですか?

必ずしもそうではありません。

新人は一つひとつ考えながら仕事をしています。

先輩と同じスピードで働けないのは当たり前なことです。

仕事が終わらないから能力が低い、と単純には言うのはナンセンスです。

Q. 同期は帰っているのに自分だけ残るのがつらいです

とてもつらいと思います。

私も同期が帰る姿を見るたびに落ち込んでいました。

でも同期にも得意不得意があります。

見えていないところで悩んでいることもあります。

比べる相手を同期にすると苦しくなりやすいので、過去の自分と比べることを意識してみてください。

Q. 仕事を少しでも早く終わらせる方法はありますか?

まずは一日の終わりに、「今日は何が一番時間がかかったか」を一つだけ振り返ってみてください。

全部を改善しようとすると更に疲れてしまいます。

一つずつ改善していく方が結果的に成長しやすいです。

Q. いつ頃から仕事が回るようになりますか?

個人差はありますが、多くの新人看護師は経験を重ねる中で少しずつ優先順位が見えるようになります。

最初から完璧に回せる人はほとんどいません。

焦らず、一歩ずつ経験を積んでいくことが大切です。

最後の一言

みんなが帰ったあと、一人だけ記録を書いていた時間は本当に苦しいものでした。

でも今振り返ると、あの頃の私は「仕事が遅い人、出来ない人」ではありません。

多くの人が通る道を、私も通っていただけでした。

もし今のあなたが同じように苦しんでいるなら、

仕事が終わらないことだけで、自分の価値まで否定しないでください。

あなたは今日も、一生懸命頑張っている看護師です。

この記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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