新人看護師が仕事に行くのが怖い理由|また何か起きる気がしてしまうあなたへ

壊れる前のサイン

【はじめに】

朝、目が覚めた瞬間。

まだ布団の中なのに、

最初に思い浮かぶのは仕事のこと。

「今日も怒られるかな

「また何か失敗するかもしれない

「無事に一日が終わるかな

そんなことを考えてしまっていませんか。

私は新人看護師の頃、

仕事中だけが怖かったわけではありません。

朝起きた時。

通勤している時。

更衣室で制服に着替える時。

病棟のドアを開ける直前。

その全部が怖かったです。

まだ何も起きていない。

誰にも怒られていない。

患者さんにも会っていない…。

それなのに、もう心の中では勤務が始まっていました。

もし今、仕事へ行くこと自体が怖いと感じているなら、

それはあなたが弱いからではありません。

これまでたくさん緊張して、

たくさん怖い思いをしてきた心と身体が、

先に身構えているだけなのかもしれません。

この記事では、

新人看護師が仕事に行くのが怖くなる理由と、

「また何か起きる気がする。」という感覚の正体についてお話しします。


新人看護師が仕事に行くのを怖いと感じるのは普通?

結論から言うと、

新人看護師が仕事へ行くのを怖いと感じるのは珍しいことではありません。

毎日分からないことばかり。

何が起こるか分からない。

失敗したくない。

迷惑をかけたくない。

そんな思いを抱えながら働いているからです。

最初から仕事が嫌だったわけではありません。

でも、毎日の緊張が積み重なると、仕事そのものではなく、

「仕事へ行くこと」が怖くなってしまうことがあります。


怖いのは仕事そのものではなく、「また何か起きる気がする」こと

新人看護師が怖いのは、

採血だけではありません。

報告だけでもありません。

ナースコールだけでもありません。

本当に怖いのは、

「今日は何が起きるんだろう。」という予測できない一日です。

怒られるかもしれない。

患者さんに質問されるかもしれない。

急変があるかもしれない。

また頭が真っ白になるかもしれない。

そんな不安が、

朝から頭の中をいっぱいにします。


朝起きた瞬間から、頭の中では勤務が始まっている

目覚ましが鳴る前に目が覚める。

時計を見て、

「仕事だ。」と思った瞬間、心が重くなる。

まだ布団から出ていないのに、

頭の中では勤務が始まっています。

「あの患者さんどうなったかな。」

「今日は誰と勤務だろう…」

「苦手な先輩と一緒だったら嫌だな…」

朝の数分間だけで、

もう心は病棟へ向かっています。


通勤中も、病棟の空気を想像してしまう

家を出る。

駅へ向かう。

電車に乗る。

周りの人は普通に過ごしているのに、

自分だけが病棟のことを考えている。そんな風に思ってしまう。

「今日は平和だったらいいな。」

「何も起きなければいいな。」

病院へ近づくほど、

少しずつ心が重くなっていく

新人看護師の頃は、

通勤時間そのものが緊張の時間になることがあります。


更衣室で制服に着替えた瞬間、気持ちが沈む

私が一番苦手だったのは、

制服に着替える瞬間でした。

私服でいる時は、

まだ少しだけ普通の自分でいられる。

でも制服を着ると、

急に現実を突きつけられる。

「今日も始まる…」

そう思うだけで、身体に力が入る。

更衣室で笑っている先輩を見るだけで、

少し緊張したこともありました。


病棟へ入る前から身体が身構えている

ナースステーションの前。

病棟のドアの前。

ほんの数秒、

立ち止まってしまう。

深呼吸をしてから入る。

まだ勤務開始前なのに、もう疲れている。

そんな日もありました。

怖い経験を何度も繰り返すと、

心だけではなく、身体まで先に反応するようになります。


仕事が怖くなるのは、怖い経験が積み重なっているから

仕事へ行くのが怖いのは、

あなたが弱いからではありません。

怒られた日。

頭が真っ白になった日。

患者さんの質問に答えられなかった日。

報告で言葉が出なかった日。

そんな小さな出来事が積み重なって、

「また同じことが起きるかもしれない…」

と身体が覚えているのかもしれません。


まだ何も起きていないのに怖いと感じる自分を責めなくていい

仕事へ向かうだけで涙が出そうになる。

病院が近づくだけで苦しくなる。

そんな自分を、

「甘えている。」

と思わないでください。

本当は、毎日必死に頑張ってきたからこそ、

心も身体も身構えているだけなのかもしれません。


FAQ

Q. 新人看護師が仕事へ行くのを怖いと思うのは普通ですか?

珍しいことではありません。

毎日の緊張や失敗が積み重なると、

出勤前から心が身構えることがあります。

私も新人の頃は出勤が本当に心から億劫でした…。


Q. 朝から仕事のことを考えてしまいます

それだけ仕事へ真剣に向き合っている証拠かもしれません。

ただ、休日や朝まで苦しさが続く時は、

心が疲れているサインでもあります。


Q. 病院へ近づくと気分が悪くなります

強い緊張が身体に現れている可能性があります。

無理を続ける前に、

信頼できる家族や友人へ相談することも大切です。


Q. 仕事が怖い自分は看護師に向いていないのでしょうか?

怖いと思う人ほど、

失敗したくない、

患者さんを守りたい、

そんな責任感を持っていることがあります。

怖さだけで、向き不向きを決めなくても大丈夫だと思います。


まとめ

新人看護師が仕事に行くのが怖くなるのは、

何が起きるか分からない不安

毎日の緊張

怖い経験の積み重ね

心と身体が先に身構えてしまうこと

があるからです。

だから、

朝から仕事が怖いと思ってしまうのも、

決して不思議なことではありません。


最後の一言

もし今、

仕事へ向かうだけで苦しいなら、

それは、

あなたが弱いからではないのかもしれません。

これまで何度も緊張して、

何度も怖い思いをして、

何度も頑張ってきた心と身体が、

「また傷つかないように。」

と、出勤前からあなたを守ろうとしているのかもしれません。

だから、

そんな自分を責めないであげてください。

仕事が怖いと思ってしまうあなたも、

毎日必死に患者さんと向き合おうとしている、

立派な新人看護師なのだと私は思います。


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