【はじめに】
「これ、聞いた方がいいよね…」
そう思っているのに、
気づけばまた聞けないまま時間だけが過ぎていませんか?
・忙しそうで声をかけられない
・「そんなことも分からないの?」と思われそう
・タイミングを逃して聞けなくなる
・何度も話しかけようとしてやめる
・同期は普通に質問しているように見える
・結局、一人で抱え込んでしまう
新人看護師の頃は、
“分からないこと” より、 “聞けないこと”
の方が苦しくなってしまうことがあります。
私自身も新人時代、
質問したいことがあるのに、
先輩へ声をかけられないことが何度もありました。
ナースステーションの前まで行って、
「今忙しそう…」
と思って引き返す。
また少ししてから行ってみる。
でも、
他の先輩と話している。
PHSで誰かに電話している。
処置している。
そのたびに、
「今じゃないか」
と思って結局聞けない。
そうしているうちに、
“今さら聞きづらい”
状態になっていったのです。
この記事では、
新人看護師が相談できなくなる理由
「聞きたいのに止まってしまう瞬間」
なぜ相談できないことが苦しくなるのか
相談できないことで起こる悪循環
について、実体験も交えながらお話しします。
新人看護師が相談できないのは普通?
私は、珍しいことではないと思っています。
新人看護師は、
・覚えることが非常に多い
・常に時間へ追われる
・先輩ごとに言うことが違う
・何が分からないのか分からない
・周囲へ気を遣い続けている
そんな状態になりやすい時期です。
そのため、
「聞かなきゃ危ない」
と思っていても、
怖くて声をかけられなくなってしまうことがあります。
特に真面目な人ほど、
・迷惑をかけたくない
・忙しい先輩を止めたくない
・怒られたくない
・ちゃんとできる新人と思われたい
という気持ちが強く、
一人で抱え込みやすいのです。
「聞きたいのに止まる瞬間」が何度もある
ナースステーションの前で立ち止まる
これはかなりありました。
質問したいことがある。 でも、先輩が忙しそう。
すると、「あとにしよう」と思って引き返してしまう。
そしてまた数分後、勇気を出して行く。
でも今度は、他の先輩と話している。
するとまた、「今じゃないな」
と思って戻る。
この繰り返しでした。
「こんなこと聞いていいのかな」で止まる
新人時代は、
質問内容そのものにも不安を感じます。
・こんな初歩的なこと聞いていいのかな
・前も説明された気がする
・また覚えてないと思われそう
・同期は普通にできてるのに
・こんなことで止めたら迷惑かも
そんなことばかり考えていました。
だから私は、質問する前に、
“自分の中で何度も確認”
していました。
でも結局、一人で考えても分からない。
それでも聞けない。
かなり苦しかったです。
「あとで聞こう」が積み重なる
最初は、
「あとで聞けばいい」
と思っています。
ですが、
それが積み重なると、少しずつ聞きづらくなっていきます。
例えば、
・今さら聞けない
・何で早く言わなかったの?と言われそう
・もう自分で判断するしかない
・怒られる方が怖い
そう思うようになり、
結果的に、
不安なまま動いてしまうことがあります。
他の新人が質問している姿を見ると余計苦しくなる
同期が普通に質問しているように見えると、
かなり苦しくなりますよね。
「なんで自分だけこんなに聞けないんだろう」
「みんな普通にコミュニケーション取れてるのに」
私も何度もそう思っていました。
ですが実際には、
見えないところで悩んでいる新人看護師もかなり多いと思います。
それでも新人時代は、
どうしても自分だけができていないように感じてしまうのです。
相談できないと“悪循環”が始まる
これは新人看護師でかなり多いと思います。
分からない ⇒ 聞けない ⇒ 不安なまま動く⇒
ミスする ⇒ 怒られる ⇒ さらに聞けなくなる
このループです。
最初は、
「少し話しかけづらい」
程度だったものが、気づけば、
「先輩へ声をかけるだけで緊張する」
状態になってしまうことがあります。
「相談できない自分」を責め始める
新人時代は、
相談できないこと自体にも苦しさを感じていました。
・また聞けなかった
・結局一人で抱え込んだ
・なんで自分は普通に質問できないんだろう
・自分はコミュニケーション能力が低いのかもしれない
そんなふうに、
“相談できない自分”
を責めてしまうのです。
ですが実際には、強い緊張や萎縮によって、
声をかけづらくなっている場合もかなりあります。
こんな状態なら、かなり疲弊しているかもしれません
もし今、以下のような状態が続いているなら、
心がかなり疲れているサインかもしれません。
・先輩へ話しかけるだけで緊張する
・ナースステーションへ行くのが怖い
・タイミングを探してうろうろしてしまう
・質問したいのに頭が真っ白になる
・「また怒られるかも」が頭から離れない
・休日も仕事のことばかり考えてしまう
・分からないことを一人で抱え込んでしまう
「頑張りが足りない」のではなく、
心がかなり萎縮している可能性があります。
「相談しやすい職場」は本当に存在する
新人時代の私は、
「看護師なんてどこもこんな感じなんだ」
と思っていました。
ですが実際には、
・新人へ声をかけてくれる
・質問しやすい空気がある
・確認しやすい
・怒鳴るより教える文化がある
そんな職場もあります。
私自身、
環境が変わった時、
「こんなに相談しやすい職場ってあるんだ」
と驚きました。
その時初めて、
以前の自分がかなり萎縮していたことへ気づけたのです。
「相談できない自分が悪い」と決めつけなくていい
新人時代は、
「もっと積極的に聞かなきゃ」と思いやすいです。
もちろん、
確認することは大切です。
ですが、本当に苦しい時は、
“聞こうとしても体が止まる”
ことがあります。
だからこそ、
「相談できない自分が悪い」と責めすぎないでほしいのです。
環境や空気感によって、人はかなり萎縮してしまうことがあります。
FAQ
Q. 新人看護師が相談できないのは甘えですか?
私は甘えではないと思います。
新人看護師は、
強い緊張状態で働いています。
特に、怒られた経験や萎縮が重なると、
質問そのものが怖くなってしまうことがあります。
だからこそ、「普通に相談できない自分が悪い」と責めすぎないでほしいと思います。
Q. タイミングが分からず聞けません
とてもよく分かります。
私も新人時代、
何度もナースステーションの前で止まっていました。
「今じゃない気がする」
と思い続けているうちに、
どんどん聞きづらくなることがあります。
思い切って声を掛けてみることも案外いい手かもしれませんよ。
Q. 同期と比べてしまいます
かなり苦しいですよね。
同期が普通に質問しているように見えると、
「自分だけおかしいのかも」
と思いやすくなります。
ですが、
見えないところで悩んでいる新人看護師もかなり多いと思います。
Q. 相談しやすい職場は本当にありますか?
これは本当にあります。
もちろん忙しい職場は多いですが、
新人へ声をかけてくれる職場や、
業務を確認しやすい空気の職場も存在します。
環境によって精神的負担はかなり変わります。
そのおかげで、私は今でも看護師を続けることが出来ています。
まとめ
新人看護師が相談できなくなるのは、
・怒られる不安
・忙しい空気
・タイミングの難しさ
・同期比較
・「迷惑をかけたくない」という責任感
など、様々な要因が重なるからです。
そして相談できない状態が続くと、
少しずつ萎縮し、
「聞きたいのに止まってしまう」
状態になってしまうことがあります。
ですが、「相談できない自分が悪い」とは限りません。
本当に環境要因が大きい場合もあります。
最後の一言
もし今、
質問したいことがあるのに、何度もタイミングを探して、
結局また聞けなかった——
そんな日が続いているなら、あなたは「やる気がない」のではなく、
それだけ周囲へ気を遣いながら働いているのだと思います。
本当は、確認した方が安全だと分かっている。
でも、
・忙しそう
・また怒られそう
・こんなこと聞いていいのかな
・今さら聞きづらい
そんな不安が頭をよぎって、声をかける直前で止まってしまう。
新人看護師の頃は、
“質問すること”そのものが怖くなってしまうことがあります。
だからこそ、
「普通に相談できない自分がおかしい」
と思い込まなくて大丈夫です。
肩の力を抜いてみましょう。
おすすめ記事
・新人看護師が怒られてばかりでつらい|自信を失ってしまったあなたへ
・新人看護師が朝つらいのは普通?|出勤が限界になる前に読んでほしいこと
・新人看護師が限界になるサイン|見逃すと危険な兆候と対処法
・看護師に向いてないと感じたら|自信を失ってしまったあなたへ
・看護師転職が怖いと感じる理由|失敗が不安なあなたへ


コメント