【はじめに】
転職を考えるとき、多くの看護師が確認する条件があります。
もちろん、どれも大切ですが意外と後回しにしてしまう条件があります。
それが、休日の多さです。
そういった思いもあるでしょう。
新卒の時は、職場選びで休日の重要性まで深く考えていませんでした。
しかし、複数の職場を経験して感じたことがあります。
それは、しっかり休める環境は、看護師として長く働くために大切な条件だということです。
休みは、ただ遊ぶためだけの時間ではありません。
そのためにも必要です。
この記事では、看護師が年間休日で職場を選ぶポイントと、休みやすい環境の見つけ方についてお伝えします。

年間休日は「楽をするため」ではなく「長く働くため」に見る
まず伝えたいことがあります。
休日を重視して職場を選ぶことは悪いことではありません。
看護師の仕事は、身体的にも精神的にも負担があります。
常に集中力が必要な仕事です。
だからこそ、回復する時間も必要です。
疲れが取れないまま働き続けると、
ことがあります。
もちろん、休みが多い=良い職場と単純には言えません。
給料、人間関係、仕事内容、人手は足りているかetc…
これらも大切な要素です。
でも、年間休日は長く働き続けられるかを考えるうえで重要な条件です。
年間休日を見るときに知っておきたい基準
年間休日100日以下
年間休日100日以下の場合、休みは少なめです。
もちろん、それだけで悪い職場とは判断できません。
そういう場合もあります。
ただ、注意したいのは負担とのバランスです。
特に夜勤がある場合、「夜勤入り⇒夜勤明け⇒翌日また夜勤入り⇒夜勤明け」というサイクルになることもあります。
夜勤明けは自由時間があるように感じますが、実際には睡眠や疲労回復で終わることもあります。
数字上の休日だけではなく、QOLを保てているかを見ることが大切です。
年間休日110日前後
看護師求人でも比較的よく見る条件です。
ただ、同じ年間休日110日でも働き方は違います。
例えば、以下のような場合を考えます。
一方で、以下のような場合もあります。
これらを比べると実際の負担は大きく変わってきます。
年間休日の数字だけでは判断できません。
年間休日120日以上
年間休日120日以上あると、休日数としては多めになります。
身体を休める時間、家族や友人との時間、好きなことに取り組める時間etc…
こうした時間を確保しやすくなります。
ただし、ここでも大切なのはバランスです。
休日数だけでなく、以下の要素も合わせて見る必要があります。
大切なのは、自分に合った働き方かどうかです。
私が転職して感じた休日の大切さ
私自身、転職を経験して休日の大切さを感じました。
初めて転職支援サービスを利用して転職した職場は、完全週休二日制でした。
年間休日は125日。
さらに、有給休暇も取得しやすい環境でした。
結果的に年間で135日以上休める働き方になりました。
月にすると、平均11〜12日ほど休みがある計算です。
実際に働いてみると、その違いは想像以上でした。
新卒の時は休日の少ないブラックな職場だったこともあり、休みの日に身体は休めていても、気持ちは仕事から離れられていませんでした。
そんなことを考えることがありました。
でも、ブラックな環境を脱して”しっかり休める環境”になってからは違いました。
そうすると、仕事への向き合い方も変わりました。
「休みが多い=楽をしている」ではありません。
しっかり休めるから仕事の日に集中できると、そう感じました。

有給を取れる職場には理由がある
有給休暇は制度としてあります。
しかし、”制度があること”と”実際に使えること”は違います。
私が働いた職場で有給を取得しやすかった理由は、休める仕組みがあったからです。
そういう環境でした。
休まなければいけない状況の時に「休みたいのですが…」と相談できる空気があるか。
これも職場選びでは大切なポイントです。
年間休日だけで職場を選ぶ注意点
ここまで休日の大切さについてお話ししました。
ただ、一つ注意点があります。
それは、年間休日が多いだけで良い職場とは判断できないということです。
例えば、年間休日120日以上。
求人票で見ると、とても魅力的です。
しかし実際には以下のような場合もあります。
逆に年間休日数が100日未満~120日未満でも、
なら働きやすいと感じる人もいます。
大切なのは休日数だけを見ることではありません。
自分が無理なく続けられる環境かを見ることです。
休日が少ない職場で確認したいこと
年間休日が少なめの職場を選ぶ場合は、その理由を確認することが大切です。
例えば以下のように、
など、自分が納得できる理由があるなら選択肢になります。
しかし、
「求人票の給料だけ見て選ぶ」
「休日数を確認していなかった」
という状態だと、入職後にギャップを感じる可能性があります。
確認したいポイントは、以下の通りです。
働き始めてから、「思っていた生活と違った」とならないためにも、事前確認は大切です。
求人票で年間休日を見るときのチェックポイント
求人を見るときは、年間休日の数字だけではなく内訳も確認しましょう。
| 確認項目 | 見るポイント |
|---|---|
| 年間休日 | 実際の休日日数 |
| 有給取得率 | 使える雰囲気があるか |
| 希望休 | 月に何日出せるか |
| 連休取得 | 旅行や予定調整ができるか |
| 夜勤回数 | 身体への負担 |
| 残業時間 | 仕事終わりの自由時間 |
例えば「年間休日120日」と書いてあっても、
「有給はほとんど使えない・毎日残業がある・休日に参加必須な研修がある」という場合は感じる負担が大きく変わります。
逆に休日数だけではなく、有給や残業まで見ることで実際の働き方が想像できます。
職場見学・面接で確認したい質問
休日について質問することに抵抗がある人もいると思います。
「休みばかり気にしていると思われないかな」と不安になるかもしれません。
でも、働き方を確認することは悪いことではありません。長く働くために必要な確認です。
質問する場合、このような質問方法がおすすめです。
質問するときは、「休みたいです」ではなく「長く働くために勤務環境を知りたい」という形で確認すると自然です。

直接聞きにくい情報を確認する方法もある
実際には、面接で聞きづらいこともあります。
例えば、
などです。
こうした部分は求人票だけでは分かりません。
その場合は、看護師転職サイトを使って情報収集する方法もあります。
担当者を通して、
「実際の休みやすさはどうか」
「入職した人は長く続いているか」
などを確認できます。
もちろん、転職サイトの情報だけで決める必要はありません。
求人票、面接、職場見学etc…
複数の情報を合わせて判断することが大切です。
よくある質問(FAQ)
Q1. 看護師は年間休日何日くらいあると働きやすいですか?
人によって働きやすい休日数は違います。
年間休日120日以上あると休日数としては多めですが、それだけで判断はできません。
有給取得率、残業時間、夜勤回数、人間関係なども大切です。
自分が無理なく続けられる環境かを見ることが重要です。
Q2. 休みが多い職場を選ぶのは甘えですか?
全く甘えではありません。誰しもが重視するポイントだと思います。
看護師は身体的にも精神的にも負担がある仕事です。
しっかり休んで回復する時間があるからこそ、患者さんとも向き合えます。
休日は長く働き続けるために必要な条件の一つです。
Q3. 年間休日が多い職場なら安心ですか?
年間休日が多いことは魅力ですが、それだけでは判断できません。
休日が多くても残業が多かったり、人間関係で悩む場合もあります。
逆に休日数だけでは平均的でも働きやすい職場もあります。
休日・給料・環境を合わせて見ることが大切です。
Q4. 有給が取りやすい職場はどう見分ければいいですか?
求人票では有給取得率を確認しましょう。
また職場見学や面接で、実際の取得状況を聞く方法もあります。
制度として存在することと、実際に使いやすいことは違います。
休みを取れる雰囲気があるか確認することが大切です。
まとめ
職場選びでは、給料や仕事内容だけではなく休日も大切です。
休みがあることで、身体を回復できる。
気持ちを切り替えられる。
仕事の日に集中できる。
そんな良い循環が生まれます。
もちろん、年間休日だけで職場を決める必要はありません。
大切なのは、給料、仕事内容、人間関係、休日、そのバランスです。
無理をすれば続けられる職場ではなく、無理なく長く働き続けられる職場を選ぶ。
それも看護師として働いていくために大切な選択だと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。



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